2005年08月31日
名字の言:2005-08-31 声の効用
声の効用
『英雄伝』で知られる帝政期ローマの著述家プルタルコス。その著『健康のしるべ』(柳沼重剛訳)には 「毎日声を出して言葉を使う」ことが大切と記されている。
古代ローマでは、声を出して哲学書を読み、詩歌を吟じることが、身心の健康に益すると考えられていたのだろう。彼は、 声の効用を「健康が維持できるだけではない、力もつく」と言う。
「力」といっても筋骨がたくましくなるのではない。「体の中で最も生命に満ちた主要な部分に力を宿らせ、 本当の張りを生むようにさせる、そういう力だ」と。
私たちが実践する勤行・唱題は、生命錬磨の仏道修行であり、無限の勇気と希望の源泉。日々の鍛錬で湧きいずる生命力で “広布のために”と語る一言が、わが生命をさらに強く美しく磨きあげていく。
御書に「心の思いを響かして声を顕す」(563ページ)、「声仏事を為す」(708ページ)と。単なる饒舌ではなく、 納得と共感を与えてこそ真実の声だ。自身のみならず、他者の幸福・繁栄を目指す、広布誓願の正義の一念。ここから発する声こそ、 身心を鍛え、共感を拡大する最高の武器だ。
池田名誉会長は「広宣流布は、声で勝て!」と。創価の誉れも高く、勇気凛々、正義と真実を語り抜こう。
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